今回も基本情報技術者試験で覚えておくと役に立つであろう略語を勉強していきましょう!
■DMZ(DeMilitarized Zone)
インターネットなどの外部ネットワークと社内ネットワークの中間につくられるネットワーク上のセグメント。DMZ内に公開用のWebサーバを設置して社内ネットワークと隔離することで、不正侵入されてもマルウェアの感染拡大を防ぐことができたり、業務システムなどへの侵入による機密情報の漏洩を防止することができる。
■APOP(Authenticated Post Office Protocol)
電子メールの受信に用いるPOP3において、パスワードを暗号化して送信することで安全性を高める方式。
■PDCA(Plan Do Check Action)
計画、実行、評価、改善のサイクルを繰り返し行うことで、継続的な業務の改善を促す手法。
■RPO(Recovery Point Objective)
目標復旧地点。データを紛失・損壊した際にどこまでのデータを復旧するかを定義した地点。
■RTO(Recovery Time Objective)
目標復旧時間。障害が発生してからいつまでに復旧させるのかを示す指標。
■RPA(Robotic Process Automation)
これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業や高度な作業を、人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する取り組み。
■BCP(Business Continuity Plan)
事業継続計画。企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画。
■JIS(Japanese Industrial Standards)
日本産業規格。国の産業標準化の促進を目的とする産業標準化法 に基づき制定される国家規格。
■IETF(Internet Engineering Task Force)
インターネット技術の標準化を推進する任意団体。IETFが標準化しているプロトコルとしてはTCP、IP、HTTPなどがある。
■RFC(Request for Comments)
IETFによる技術仕様の保存、公開形式。RFCはコメント募集を意味する言葉でもあり、元々は技術仕様を公開し、それについての意見を広く募集してより良いものにしていく観点から始められた。