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QC検定1級問題:045

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9月のQC検定1級の試験に向け、2013年・2014年の過去問を中古で買ってきましたので、それらの文章題を読み物にしています。

 

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※試験では赤字の箇所が選択肢問題として出題されています。

 

【問題】

2014年・春

問10

企業では、品質が一定に保たれるように、材料の仕入れ、製品の生産、検査、出荷の各プロセスで、品質管理活動が行われている。さらに、顧客が満足する品質を実現するためには、顧客がどのようなものを必要としているかの調査(市場調査)や調査に基づく製品の企画・設計なども重要な仕事である。したがって、品質管理活動は一部門だけの取り組みで実現するものではない。良い品質を実現していくためには、企業の開発部門や設計部門、生産部門、管理部門、営業部門など全ての組織が協力し合って品質管理を行う必要がある。この活動を総合的品質管理という。

この活動を推進していくために、企業では、組織・職制に応じて、企画、設計、技術、製造、営業、総務などの単位で業務活動や品質管理活動を行っている。この活動を部門別管理という。しかし、部門ごとに仕事を進めていくと非効率であったり、全体的に不統一になることが生じる場合がある。これらを防ぐため、企業の全社的な立場から、品質、コスト、納期、安全などの各経営要素について、全部門を横断的にみて、計画の立案・実施し、全社的立場から結果を評価し、必要なアクションをとる必要がある。この活動を機能別管理という。

例えば、企業全体で取り組まなければならない部門間にまたがる課題が生じたとき、部門横断的に様々な経験・知識をもったメンバーを集め、全社的な立場から課題を達成していくことが必要になり、各部門から必要な人材を集めて課題を達成していくチーム活動がある。このために結成されるチームをプロジェクトチームという。

企業では、顧客が製品を購入する時点だけでなく、実際に使用する段階において、故障などのトラブルがなく、使用の目的に適合して、満足して使用することができるように体系的な活動を行っていく必要がある。この活動を品質保証活動という。

これらの活動をうまく機能させるため、企画、設計、計画、生産、販売からアフターサービスに至るまでの各ステップで、どのように品質をつくり込み、顧客に品質保証をしていくかを明確に示した仕組図を作成する。この図は縦方向に各ステップ、横方向に関係部門を書いて、各ステップにおける業務を各部門に割り振ってフローチャートで示す。この図の特徴は、問題や検討事項が必要な場合のフィードバック経路が記入されていることである。この図を品質保証体系図という。この図に示された業務内容を確実に実行し、確かな成果を上げていることを確認していくために、それぞれの業務が完了した時点で、業務の適切性を確認する会議体を設けている。ここでは、計画に基づく仕事の進め方、仕事のアウトプットの確認とともに、次のステップに移行することの是非などを評価・承認する。この会議体で行う活動を品質審査(品質監査)という。

これらの企業活動に関してISO 9001では、“顧客の要求事項を受け止めて製品をつくり、顧客に提供していくプロセス”の他、顧客の満足を得るために、資源の運用管理を行い、企業活動の結果を測定・分析し、改善を行う品質マネジメントシステムのモデルを提示している。

 

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最新の過去問でも勉強しましょう。

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