富裕層っていうと憧れの存在ですよね。
一般的に、日本では純金融資産の保有額が1億円以上・5億円未満の人が富裕層と呼ばれています。
この基準は野村総合研究所が作成している基準であり、純金融資産を基準としているため、自宅や自家用車といった自分のために使用する資産や換金性の低い不動産などの資産価値は考慮されていません。
この基準は富裕層を含めて5種類あり、
その詳細は下記になります。
分類 | 保有している純金融資産 | 範囲 |
超富裕層 | 5億円以上 | 無制限 |
富裕層 | 1億円以上・5億円未満 | 4億円 |
準富裕層 | 5000万円以上・1億円未満 | 5000万円 |
アッパーマス層 | 3000万円以上・5000万円未満 | 2000万円 |
マス層 | 3000万円未満 | 3000万円 |
この分類の中では、約8割の世帯がマス層に位置します。
そこで、マス層の中でもう一段階の区分があってもいいのかなと思いました。
なぜなら、マス層の上位であるアッパーマス層はその範囲が2000万円なのですが、
マス層はその範囲が3000万円もあります。
1000万円か1500万円あたりを基準にマス層を分割してもらえれば、もう少し多くの人の資産のバランスが分かりやすくなるのではないかなと思いました。
集計をしている野村総合研究所が庶民にはあまり興味がないということなんでしょうかね?