今日から9月のQC検定1級の試験に向けて、過去問の勉強を再開しました。
2013年・2014年の過去問を中古で買ってきましたので、4回分の試験問題をどんどん解いていきます。
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※試験では赤字の箇所が選択肢問題として出題されています。
【問題】
2013年・春
問4
円筒形の蓋つきの入れ物を制作している。本体の外形寸法をx、蓋の内径寸法をyとする。xは平均77.9mm、標準偏差0.12mmの正規分布に、yは平均78.2mm、標準偏差0.16mmの正規分布に従っている。xとyは独立とする。
①
全体の大きさに制約があり、yを78.4mm以下にしなければいけない。この条件を満足できない確率は10.6%である。
②
使用している材質のため、本体と蓋の間には直径で0.1mm(隙間としては0.05mm)の余裕があることが出荷のためには必要である。また、直径の差が0.7mm以下であることが出荷のためには必要である。これらの出荷要件を満足しない確率は18.2%である。
③
xの平均は、標準偏差への影響なく変える事ができるとする。このとき、②での出荷要件を満足しない確率を13.4%まで減少させることができる。
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ちょっと数字に強くならないとQC検定1級は難しいです。