QC検定1級の過去問を読み物に編集しました。
3月の試験はまだ結果が出ておらず、受かっているかもしれないし、落ちているかもしれないという状況です。
どちらであっても知識を蓄えることは無駄にはなりません。
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※試験では赤字の箇所が選択肢問題として出題されています。
【問題】
2019年・春
問１３
①
標準化とは、標準を設定し、これを活用する組織的行為をいう。この標準化の定義にある標準とは、以下のとおりである。
a)
関係する人々の間で利益または利便が公正に得られるように統一または単純化を図る目的で、物体、性質、能力、配置、状態、動作、手順、方法、責任、義務、権限、考え方、概念などについて定めた取決めである。
b)
測定に普遍性を与えるために定めた基準として用いる量の大きさを表す方法またはもの、例えば、質量の単位の基準となるキログラム原器などである。
②
上記a)の定義による標準は、品物またはサービスに直接あるいは間接に関係する技術的事項について定めた規格と管理標準とに大別される。これらの標準を基盤とする標準化は、国際標準化、地域標準化、国家標準化、団体標準化、社内標準化などに区別される。
④
これらの標準化では、本来自主的に進められているが、相互に密接な関係が保たれていることが必要であって、現在のような国際化時代では、国際標準化を頂点として、国家標準化、団体標準化を中間に挟み、社内標準化をベースとする構造体的な体系が形作られることが望ましい。
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私が試験勉強で主に使用していたテキストを紹介します。
上記のテキストと紐づいた練習問題はこちら。
