9月のQC検定1級の試験に向け、2013年・2014年の過去問を中古で買ってきましたので、それらの文章題を読み物にしています。
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※試験では赤字の箇所が選択肢問題として出題されています。
【問題】
2014年・秋
問6
①
FMEAはシステムを構成する主要な部品・部位の故障モードを抽出・検討し、これらがシステムに及ぼす影響を一品ずつ評価・分析して、重点的にシステムに発生する不具合を予測・評価して未然に防止する手法である。FMEAでは、重要度を評価するために、各故障モードの重要度を
影響度:故障モードが機器・システム・ユーザーに与える影響を評価する。
発生頻度:信頼性データが十分な場合にはデータから推定して、少ない場合にはランク付けで評価する。
検出難易度:故障モードが発生した場合の検出難易度を、ランク付けをして評価する。
の3要素の積で評価する。この積の値は危険優先度と呼ばれる。
②
FT図において、上位事象の発生確率は、ANDゲートの場合は入力事象の発生確率の積で、ORゲートの場合は入力事象の発生確率の和で与えられる。基本事象A,Bが同時に発生したときにトップ事象が起こる場合、各基本事象の確率が0.05のとき、トップ事象の生起確率は0.0025となる。
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色々なテキストを試してみましたが、この1冊をマスターすれば、QC検定1級合格は余裕です。