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QC検定1級問題:023

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3月にあるQC検定1級の試験に合格するために、品質管理を学習中です。

QC検定1級の過去問を読み物に編集しました。

 

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※試験では赤字の箇所が選択肢問題として出題されています。

 

【問題】

2018年・春

問11

新製品開発や量産の段階で、品質、コスト、納期などの改善を目的に、設計仕様、工程、設備、材料などの変更が行われるが、この変更により新たなトラブルを発生させて大きな問題となることがある。変更に基づくトラブルを未然防止するために、変更に伴う影響を事前に評価して、問題があれば処置をとることが変更管理の重要な役割である。

品質に影響を及ぼすと考えられる変更を行う場合、事前に変更の目的や内容を明確にし、変更によって製品の機能、品質、生産性などが低下しないように、十分な検討と評価を行ってから、設計、工程、プロセスなどの変更を行う。そして、一定期間、収集する品質情報の量・質を上げて変更に伴う問題を早期に顕在化して是正処置を迅速に行うための初期流動管理を実施する。

設計、工程、プロセスなどの変更を行う場合は、次のことに留意する。

a)

変更の手順を明確にし、関係部門はこの手順を順守する。また、この手順には、変更の定義、評価の方法とその基準、変更可否の決定者を含める。

b)

外注先において、材料、部品、工程などの変更を行う場合は、事前に購入者(顧客)に連絡し、承認されない限りは変更を禁止することを契約書などで義務化しておく。

c)

製品仕様や材料・部品を変更したとき、それまで問題のなかった個所で問題を引き起こさないように、FMEA、DR、試作テストなどにより、他の部品、システムおよび製品に与える影響評価を実施する。

d)

変更が決定・実施された場合、変更理由・目的、変更内容、旧品との識別情報などを関係者に確実に伝達する。

 

 

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過去問の出典はこちらです。

【アーシの原点】

【頭を鍛える迷路集】


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