9月のQC検定1級の試験に向け、2013年・2014年の過去問を中古で買ってきましたので、それらの文章題を読み物にしています。
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※試験では赤字の箇所が選択肢問題として出題されています。
【問題】
2014年・春
問6
品質機能展開において、一般的な品質表を作成した後には、開発する製品において重要視すべき要求品質を明らかにする。要求の程度(重要度)を把握する場合には、直接顧客から収集する方法と間接的に顧客から収集する方法がある。直接顧客から収集する方法には面接やアンケート調査による方法がある。また、間接的に顧客から情報を収集する方法には、原始データを要求品質に変換する際の重複頻度により重要度を算出する方法がある。この場合は偏った評価結果が出てしまうことがあるが、要求品質の低次の重要度を算出することができるというメリットもある。新製品開発の場合には、顧客に対して直接調査することは必ずしも容易ではないので、一対比較に基づく意思決定法であるAHP法を用いるとよい。
また、品質を企画するために、品質表に付随して作成される企画品質設定表がよく用いられる。企画品質設定表には、各要求品質の重要度、比較分析、企画、ウェイトが盛り込まれる。そのうちの企画の中には企画品質、レベルアップ率、セールスポイントが含まれる。
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最新の過去問でも勉強しましょう。