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QC検定1級問題:033

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QC検定1級の過去問を読み物に編集しました。

 

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※試験では赤字の箇所が選択肢問題として出題されています。

 

【問題】

2019年・春

問15

企業は利益を追求するだけでなく、企業活動が社会に与える影響に対して、特定の状況において正しい、または良いと一般的に認められた原則に従うという倫理的視点から責任をもち、自主的に可能な段位で社会に貢献することが、企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)として重要になっている。すなわち、企業はCSRを実践することで、社会との良好な関係を保ちながら自社を発展させていくことが求められている。CSRの基本的な活動の一つとして、利害関係者とのコミュニケーションを実現させるための経営責務として説明責任を果たすことが重要であり、この実践例としてIR(Investor Relations)がある。

CSRに関する国際規格は、2010年に活動のガイドラインとしてISO26000が制定され、日本ではこの規格を日本語に翻訳したJIS Z 26000「社会的責任に関する手引」が2012年に制定されている。JIS Z 26000の箇条4「社会的責任の原則」では、「組織は、社会及び環境に影響を与える自らの決定及び活動に関して、透明であるべきである。」、「組織は、法の支配を尊重することが義務であると認めるべきである。」の文言を含む7つの原則が明示されている。

さらに、JIS Z 26000の箇条6「社会的責任の中核主題に関する手引」では、「自らの社会的責任の範囲を定義し、関連性のある課題を特定し、その優先順位を設定するために、組織は次の中核主題に取り組むべきである。」として、"組織統治、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行、消費者課題、コミュニティへの参画及びコミュニティの発展"が明記されている。

 

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私が試験勉強で主に使用していたテキストを紹介します。

 

上記のテキストと紐づいた練習問題はこちら。

【アーシの原点】

【頭を鍛える迷路集】


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