9月のQC検定1級の試験に向け、2013年・2014年の過去問を中古で買ってきましたので、それらの文章題を読み物にしています。
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※試験では赤字の箇所が選択肢問題として出題されています。
【問題】
2014年・春
問14
A社の社会的責任の担当部門では、社会貢献を行うために以下に述べるような活動を行った。
①
まずA社では、社会的貢献活動をなぜ行わなければならないのか、経営トップに認識のずれがあったり、従業員からの共感が得られていないという課題があった。そこで、ISO26000に基づき、プロジェクト・チームを編成して、社会への投資の必要性を社内に明確に伝えるようにコミュニケーションを強化する活動を行った。
②
次に、経済業績を追求するだけでなく、社会貢献活動を徹底できるように、株主や従業員などのステークホルダー全体に理解してもらい、共感を得てもらう必要があると考えた。そのためには、社会貢献活動の中核的な価値および原則を明確にする必要があることを認識した。
③
こうしてA社では、社会貢献活動をステークホルダーに共感してもらうことができた。そこで社会貢献活動を効果的、効率的に実現するにはどうすべきかを検討した。社会貢献活動が総花的とならないように焦点を絞り込み、次期戦略へと落としこんでいく必要があることがわかった。
④
以上の結果、社会貢献活動が社内外で認知されたので、社会貢献プログラムを実施することになった。A社では、社会貢献活動のプログラムを社内に求めたところ、予算枠を大幅に超過する提案があった。そこで予算枠内に収めるために資源配分を行う必要がある。
⑤
プログラムを選択するには、投資額と費用だけでなく、プログラムのリターンやベネフィットを評価する必要がある。そこでA社では、この社会貢献活動のプログラムを評価するシステムを構築することになった。
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最新の過去問でも勉強しましょう。