札幌にある豊平館に行ってきました。
明治政府が立てた西洋館で、明治天皇が北海道開拓の視察の際は宿泊に利用したそうです。
中に入ってみると、天井が非常に高く、贅沢な造りの建物です。
写真の椅子の大きさから推察できるかと思いますが、扉も大きく、天井までの空間も非常に広いです。
写真部分はホールですが、個々の部屋も広くてゆとりのある作りになっています。
各部屋には展示や動画が色々とあったのですが、それらを見て、明治時代は明治天皇の影響力が強かったことを改めて感じました。
明治時代にも総理大臣は居ましたが、大日本帝国としては国家元首は天皇であり、天皇が国のトップとしての影響力が強かったようです。
最後に、豊平館の展示でちょっと驚いたのが、タブレット端末を使ったARの展示があったことです。
部屋の中で備え付けのタブレット端末を使うと明治時代の社交ダンスの様子をARのアバターで表現してくれました。
それ自体が技術的にすごい訳ではないのですが、国の重要文化財の展示でもそういった取り組みをしているのは面白いと感じました。