日本では相対的貧困が話題になることが多いですが、
ふと思ったのは相対的でない、絶対的貧困はどれくらいの貧困なのか、気になったので調べてみました。
国際基準における絶対的貧困とは、1日あたり1.9ドル以下とされています。
日本円に直すと2022年1月現在の為替レートで約220円です。
つまり、月に約6600円以内、年に約8万円以内で生活しなくてはいけない人が絶対的貧困の人ということになります。
よく話題になる相対的貧困でも、年に100万円は使えるお金があるパターンがほとんどだと思いますので、それとは比較にならないくらいお金がないです。
生活保護でさえ、絶対的貧困者が1年に使えるお金を1ヶ月で受給できます。
そんなあまりにもお金がない絶対的貧困ですが、
月に6600円、年に8万円で日本でまともな生活ができるのかをちょっと考えてみます。
まずは住居です。
まともな生活を考える時、ホームレスという訳にはいかないため、まずはものすごく安い家を探してみます。
最果てのような田舎を探せば家賃が1000円くらいの家もあるのではないかと思い、5時間くらいかけてあちこちの賃貸物件を検索してみたのですが・・・
私が見つけられた最安値の家は大分県で、家賃が月6500円でした。
家賃だけで一ヶ月分の生活費をほぼ全て使ってしまうことが判明したため、絶対的貧困の人は日本では生きていけないと結論付けることにしました。
衣食住のうち、住の検討だけで予算を使い切るとは想定外でした・・・
ちなみに、家賃の最安値情報ですが、、、ネットの情報では2018年に大分県で家賃1000円・管理費3700円で月4700円で住める物件もあったそうです。
今回、絶対的貧困について調べるついでに、日本一家賃相場の安いエリアは大分県にあるということも併せてわかってしまいました。
生活コストが安いところへの移住を考えている方は大分県に移住してみては!?