情報処理安全確保支援士の試験合格を目指し、毎週略語に重点を置いて取り上げます。
それでは、学習スタートです!
■IRC(Internet Relay Chat)
サーバを介してクライアントとクライアントが会話をする枠組み。
インターネットを通じて複数の利用者がリアルタイムに文字メッセージを交換することができる。
ボットのコントロールに利用されることがある。
■IM(Instant Messenger)
インターネット上で同じソフトを利用している端末がオンラインかどうかを調べ、オンラインであればユーザ間でリアルタイムでメッセージのやり取りができるアプリケーション。
近年ではファイル転送や音声通話、ビデオチャット機能の搭載も進んでいる。
■AD(Active Directory)
マイクロソフトによって開発されたオンプレミスのWindows Serverにおけるディレクトリ・サービス・システム。
ユーザとコンピュータリソースを管理するコンポーネント群の総称。
Windows 2000 Serverから導入されている。
同じくマイクロソフトから提供されているAzure ADはクラウドサービスのアカウントに対する認証基盤であり、役割が異なる。
■RaaS(Ransomware as a Service)
サービスとして提供されるランサムウェア、またはその提供形態。
サービス利用者は月額制でランサムウェアを容易に作成でき、攻撃に利用できる。
■APT(Advanced Persistent Threats)
特定の組織や集団に対して、様々なサイバー攻撃の手法を用いて持続的に攻撃をし続ける攻撃手法。