情報処理安全確保支援士の試験合格を目指し、隔週で略語に重点を置いて取り上げます。
それでは、学習スタートです!
■NAT(Network Address Translation)
プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する技術。
グローバルIPアドレスはインターネット上で通信するために使用するIPアドレスであり、世界中で一意である必要がある。
プライベートIPアドレスはプライベートネットワーク内で通信するために使用するIPアドレス。
■DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)
IPv4ネットワークにおいて通信用のIPアドレス、サブネットマスク、DNSサーバアドレス、ゲートウェイアドレスなどを動的に割り当てるプロトコル。
■CIDR(Classless Inter-Domain Routing)
IPv4ネットワークにおいてIPアドレスの枯渇を防ぐために既存のクラスによるIPアドレスのネットワーク部とホスト部の区切りを無視して柔軟にIPアドレスを割り当てて経路を選択する仕組み。
通信の際はIPアドレスと共にサブネットマスクの値も併せて連携する必要がある。
■TCP(Transmission Control Protocol)
OSI参照モデルのトランスポート層に位置する、信頼性のための確認応答や順序制御などの機能をもつプロトコル。
TCPヘッダには送信元ポート番号・宛先ポート番号などが含まれ、通信を開始する際に3ウェイハンドシェイクと呼ばれる方式が用いられる。
また、TCPでは複数ブロックのデータをまとめて送信し、確認応答があったデータを転送できたと判断し、確認応答がない場合は再送処理によってデータの回復を行う。
■URG(urgent)
TCPヘッダに含まれる6種のコードビットの1つ。
フラグが立っている時、緊急に処理しなければならないデータが含まれていることを示す。
ゴールデンウィークは勉強のチャンスなので頑張ります。