情報処理安全確保支援士の試験合格を目指し、隔週で略語に重点を置いて取り上げます。
それでは、学習スタートです!
■IP(Internet Protocol)
ネットワークを介し宛先へパケットを送るための通信プロトコル。
IPの利用によりネットワーク通信実装を意識せず宛先へデータを送信でき、IPを用いて接続された世界規模の情報通信網がインターネットである。
ヘッダに記された宛先アドレスに基づくパケット転送によりデータを送信する。
■IPv4(Internet Protocol version 4)
IPの一種で、世界的に幅広く使われているバージョン。
使用可能なIPアドレスは約43億個(32bit)であり、世界的なインターネットの普及によりIPアドレスが枯渇することが問題になっている。
また、ヘッダが可変長でIPパケットを中継するルータに負荷がかかるという問題もある。
■TTL(Time To Live)
あるデータが破棄されるまでの時間や、処理の繰り返し回数の上限。
IPにおいてはパケットの生存時間を指す。
■IANA(Internet Assigned Numbers Authority)
ドメイン名、IPアドレス、各プロトコルで使われるプロトコル名や番号といったインターネット資源を管理する機能。
■IPv6(Internet Protocol version 6)
IPの一種で、IPv4のIPアドレス枯渇問題から登場した。
使用可能なIPアドレスは約340潤(128bit)。IPアドレスが潤沢になったため、NATを使用したプライベートIPアドレスの割り当てが不要となる。
また、ヘッダは常に40バイト固定となり、IPv4と比べルータへの負荷を軽減できる。
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