流産率15%などといわれる中、頑張って生まれてくる赤ちゃん。
そんな赤ちゃんですが、生まれてすぐでも死亡する危険性はあります。
生まれたばかりの赤ちゃんがどのような原因で亡くなってしまうのか、データを基に分析して、少しでも死亡率を下げる方法はないか考えてみることにしました。
ちょっと古いですが、厚生労働省が発表している平成21年(2009年)のデータを基に赤ちゃんの死因トップ5をまとめました。
1位:先天奇形・変形・染色体異常
死亡率-0.0838%
2位:周産期に特異的な呼吸障害等
死亡率-0.0337%
3位:乳幼児突然死症候群
死亡率-0.0136%
4位:不慮の事故
死亡率-0.0116%
5位:胎児及び新生児の出血性障害等
死亡率-0.0093%
死因トップ5の合計だけで死亡率は0.152%
実に650人に1人くらいは1歳に満たないまま亡くなってしまうということです。
そして、1位・5位は先天的な要素が多く、妊娠してからでは回避は困難です。
1位・2位・3位・5位は赤ちゃんが生まれるまでに母親や、生まれたからの赤ちゃんがしっかり栄養をとって健康的な生活ができていればその発生率を下げることができるようです。
タバコやお酒は避けましょう。
4位は赤ちゃんにとっての不慮の事故のほとんどは窒息であるため、寝返りをうって呼吸ができない姿勢にならないなど、赤ちゃんの様子を常にきにかけることができたら発声の確率を下げることができます。
結論としては赤ちゃんの様子をよく見て健康的に育てていきましょうという当たり前のことが言えるくらいでした・・・
ちなみに0歳を含めた全年齢での死因のトップ5は次のようになっています。
1位:悪性新生物
2位:心疾患
3位:脳血管疾患
4位:肺炎
5位:老衰
赤ちゃんの死因トップ5が全体の死因トップ5に一切登場しないので、赤ちゃんの死因がどれだけ特徴的かよくわかりますね!
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最後に、赤ちゃんの死因を調べるにあたって驚いたことがあったので共有します。
15歳~39歳の死因トップはなんだと思いますか?
答えは「自殺」です。
多くの年齢で自ら命を絶つことが死因のナンバー1になるなんて悲しいことだと感じました。