情報処理安全確保支援士の試験合格を目指し、毎週略語に重点を置いて取り上げます。
それでは、学習スタートです!
■IP-VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)
キャリアが独自に構築したIP網を用いたVPNサービス。
ユーザは専用線、xDSL、ATM、イーサネットなどを介してキャリアのIP-VPN網に接続する。
MPLSを用いてパケット転送が行われており、通常のIPルーティングによるパケット転送方式に比べ、より高速な転送処理が行える。
ネットワーク自体がキャリアのプライベートネットワークのため、通信データを暗号化しなくてもある程度のセキュリティは確保される。
■MPLS(Multi-Protocol Label Switching)
IPアドレスを使用する代わりにラベルを使用して、ネットワーク・ノード間にパケットを伝送する技術。
■I&A(Identification & Authentication)
識別(Identification)と認証(Authentication)。
識別と認証の対象となる情報としては、端末などの機器、パケット、利用者、プロセスといったものがある。
■DAC(Discretionary Access Control)
任意アクセス制御。
ファイルやディレクトリなどに所有者が、読み取り権限、書き込み権限、実行権限といったアクセス権を設定する方式。
■RBAC(Role Based Access Control)
ロールとは、営業部長、経理部長、取締役などの業務上の役割を指し、そのロールごとにアクセス権限を分割し、アクセス制限を行う方式。
各ユーザに1つまたは複数のロールが割り当てられる。
私も今年は試験を受ける予定です。