情報処理安全確保支援士の試験合格を目指し、毎週略語に重点を置いて取り上げます。
それでは、学習スタートです!
■VPN(Virtual Private Network)
パブリックネットワーク上に暗号化技術などを用いて構築した仮想的なプライベートネットワーク。
下位層(ネットワーク層以下)のプロトコルで暗号化などを行うことで上位層のアプリケーションに依存することなく通信路をセキュアにする。
■IPsec(IP Security Protocol)
パケットをネットワーク層で暗号化するプロトコルであり、VPNを実現する代表的な技術。
IPv4,v6のどちらでも利用でき、IPv6では実装が必須となっている。
■DNS(Domain Name System)
ドメイン名からIPアドレスの名前解決、または、IPアドレスからドメイン名の名前解決に用いられる。
スタブリゾルバからフルサービスリゾルバに問い合わせを行い名前解決したり、権威DNSサーバやゾーンサーバを使用して自身が管理するドメイン内の名前解決をしたりする。
■DDNS(Dynamic Domain Name System)
本来は静的な情報として管理されているIPアドレスとホスト名の対応を動的に更新する仕組み。
一般家庭のPCなど、ISPからIPアドレスを動的に付与される環境においてもホスト名を一定に保つことができる。
■ISP(Internet Service Provider)
インターネットへの接続環境・サービスを提供する業者の総称。
単にプロバイダと呼ばれることもある。
試験は略語以外もあるのでそちらも対策してください。