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『控除』って言葉がややこしい

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税金関係の話になるとやたらと出てくる『控除』という言葉。

 

今までこの『控除』という言葉に大いに惑わされてきたことに気付くと共に、

『控除』という言葉だけではいかに曖昧で何を表わしているのか掴めないということをようやく理解しました。

 

控除と名の付く言葉は下記のように色々あります。

 A.医療費控除

 B.給与所得控除

 C.基礎控除

 D.社会保険料控除

 E.住宅ローン控除

 

上記5つの控除はその適用を受けることにより結果として税金が安くなることには変わりないのですが、その適用されるタイミングとその額が税金額に与える影響が全然違ってきます。

 

大きく分けると、控除の種類は3種類に分けられます。

 

今回は、私がようやく気付いた控除の謎について、先程紹介した5つの控除がどこに当てはまるのかも含め、説明していきます。

 

①年収(売上)から所得(利益)を算出するための控除

まず、年収や売上から所得を算出するための控除があります。

個人事業主であれば経費もこの分類の扱いです。

事業をするうえで絶対に必要な経費が主にここで控除されます。

先述の「A.医療費控除」「B.給与所得控除」がここにあたります。

 

所得は税金(所得税・住民税)の額には直接反映されませんが、児童手当の支給有無を決めるための基準値になるなど、各種行政からの支援を受けるためには大事なラインになっています。

 

②所得から課税所得を算出するための控除

所得から課税所得を算出するための控除もあります。

生命保険・地震保険など、生活のために有用と判断されるものの多くがここで控除されます。

先述の「C.基礎控除」「D.社会保険料控除」がここにあたります。

 

課税所得はそれを基に所得税や住民税が算出される非常に大事な要素です。

 

③税金額(所得税・住民税)を減額するための控除

支払うべき所得税や住民税から税金額を丸々減額できる控除というものもあります。

先述の「E.住宅ローン控除」がここにあたります。

 

税金額の算出に使う控除は10万円の控除で税金額が1万円しか変わらないということもありますが、この控除は10万円の控除であれば税金は丸々10万円安くなるという絶大な効果を持った控除です。

 

 

以上、単純な『控除』という言葉だけでは惑わされてしまいそうな部分をまとめました。

 

知識を使いこなしてより豊かな生活を目指しましょう!

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