今回は赤黄緑の国旗シリーズ、北アメリカ編です。
赤黄緑は汎アフリカ色とも呼ばれ、アフリカの国旗に多い色使いですが、他の地域の国旗でもこの色を使う場合があります。
北アメリカでは3ヶ国の国が赤黄緑の3色を含んだ国旗を使用しています。
今回紹介する3ヶ国は、3ヶ国の総面積を足し合わせても日本で最も小さい県である香川県(1863平方キロメール)よりも小さいという、非常に小さい島国たちです。
さらに、3ヶ国の人口を全て足し合わせても日本で最も人口の少ない県である鳥取県(55万人)の人口に及びません。
また、3つの国々はいずれもアメリカ大陸を発見したことで有名なクリストファー・コロンブスが発見しています。
そんな小さな国々をぜひ見ていってください。
グレナダ - Wikipediaより抜粋
グレナダの国旗には赤黄緑の3色が使われています。
赤は国民の情熱と勇気を、黄は太陽の光と国土と富を、緑は豊かな土地と農業を表わしています。
中央を含めた7つの星は国内の7つの区を指しています。
左のマークは特産品であるナツメグが描かれています。
セントクリストファー・ネイビス連邦
セントクリストファー・ネイビス - Wikipediaより抜粋
セントクリスト・ファーネイビスの国旗には赤黄緑の3色に加え、黒と白の2色が使われています。
緑は農業、黄色は日光と富、黒は国民、赤は独立を表わしています。
白い星2つはセントクリストファー島とネイビス島をそれぞれ表しています。
ドミニカ国の国旗は数少ない紫色が使われた国旗で、国鳥の「ミカドボウシインコ」が中央にあしらわれています。
面積の大きい緑色部分が国土を表わし、その上に太陽光・主要な農作物・先祖を示す黄色、黒人の伝統を示す黒、純粋さを示す白の3色の線が使われています。
10つの星は10の地方を表わしています。
以上、北アメリカで赤黄緑の3色を含む国旗の紹介でした。