Linuxで使用できる欲張りなコマンドを見つけました。
Linuxコマンドって基本的には結果が画面出力されます。
その結果を直接見て確認できるのはいいですが、結果を保存しておきたいということもありますよね。
そういった時に使えるのがリダイレクトという機能です。
処理 > ファイル名
と記述することにより、本来標準出力される内容をファイルに書き込むことができるようになります。
ここまではCLIに触れたことがある人なら多くの方が知っていると思います。
それでは、ファイル出力をしたいけれど、標準出力でも結果を確認したいという場合、どうしますか?
処理 | tee ファイル名
と記述することで指定したファイルに結果を書き込みながら標準出力にも結果を表示してくれるようになります。
試しにやってみました。
なお、teeコマンドの-aオプションはappendを表し、ファイルを書き換えるのではなく、加筆します。
便利なteeコマンドを使ってLinux生活を快適に過ごしましょう!