今回は青白サンドイッチ国旗特集です。
青白サンドイッチ国旗とは、私が勝手に言っているだけですが、
青色が外側、白色が内側になっていて、白色の部分に具となる柄が描かれている国旗のことです。
北米の一部、いわゆる中米に多い国旗です。
今回はそんな国旗を5つ紹介します。
エルサルバドル共和国は北米・南米大陸の国の中では最小の国ですが、北米・南米の中では大陸・諸島を含め最も人口密度が高い国です。
14の葉っぱは14件を表わし、スペイン語で
REPÚBLICA DE EL SALVADOR EN LA AMÉRICA CENTRAL(中央アメリカのエル・サルバドル共和国)と書かれています。
ニカラグア共和国は狭義の意味の中米では最も広い国です。
中米って日本人にはなじみのない国が多く、私は面積とかのデータ的な話しかできません。
5つの山は1823年~1838年の間に形成されていた中央アメリカ連邦の5ヶ国の山を示しており、こちらも、
REPUBLICA DE NICARAGUA-AMERICA CENTRAL-(中央アメリカ・ニカラグア共和国)と書かれています。
ホンジュラス共和国は先述したエルサルバドル共和国を南西に、ニカラグア共和国を南東に持ち、後述するグアテマラ共和国を北西に持つ、青白サンドイッチ国旗を持つ国々の中心と言える存在です。
5つの星は中心というに相応しく、中央アメリカ連邦の5つの国(ホンジュラス・グアテマラ・エルサルバドル・ニカラグア・コスタリカ)を表わしています。
国旗に描かれた鳥はケツァールという鳥で、誰にも支配されない自由の鳥として大切にされているそうです。
また、こちらにもスペイン語で文字が刻まれており、
LIBERTAD 15 DE SEPTIEMBRE DE 1821(1821年9月15日は中央アメリカがスペインから独立した日である)と記されています。
グアテマラ共和国の国旗は今回紹介する青白サンドイッチ国旗の中では唯一サンドイッチの方向が違う縦の太線になっています。
今回紹介する国の中では唯一南米に位置するアルゼンチン。
青と白はアルゼンチンの独立運動を起こした革命軍の軍服の色から来ており、中央の太陽は「五月の太陽」と呼ばれ、これもスペインへの反抗を記念したシンボルです。
以上、私が勝手に名付けた青白サンドイッチの国旗を5つ紹介しました。
今回紹介した国々は全て共和国であり、いずれも公用語はスペイン語でスペインから独立した経験があり、中米か南米に位置しています。
今回は地理だけでなくそういう歴史があったんだなと、世界について少し詳しくなりました。
最後に、スペインの国旗を載せておきます。