情報処理安全確保支援士の試験合格を目指し、隔週で略語に重点を置いて取り上げます。
それでは、学習スタートです!
■QMS(Quality Management System)
品質マネジメントシステム
JIS Q 9000ファミリーで定義される。
品質に関して組織を指揮し、管理するためのマネジメントシステム。
■EMS(Environmental Management System)
環境マネジメントシステム
JIS Q 14000ファミリーで定義される。
環境方針を作成・実施・達成・見直し・維持するための、組織の体制・計画活動・責任・慣行・手順・プロセス・資源のマネジメントシステム。
■MSS(Management System Standard)
マネジメントシステム規格
「組織が方針及び目標を定め、その目標を達成するためのシステム」に関する規格。
組織が複数のマネジメントシステムを導入する際に各マネジメントシステムの整合を図る。
■TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)
インターネットにおいて広く標準的に利用されている通信プロトコルのセット。
アプリケーション層・トランスポート層・インターネット層・ネットワークインターフェース層の4層に別れた通信方法を定義している。
なお、TCP(Transmission Control Protocol)はトランスポート層、IP(Internet Protocol)はインターネット層でそれぞれ使用されるプロトコルである。
■OSI(Open Systems Interconnection)参照モデル
コンピュータネットワークで利用されている多数のプロトコルについて、それぞれの役割を分類し明確化するため、通信機能(通信プロトコル)を7つの階層に分けて定義しているモデル。
上からアプリケーション層・プレゼンテーション層・セッション層・トランスポート層・ネットワーク層・データリンク層・物理層の7階層である。
1977年から標準化が始まったが、1990年代にTCP/IPが急速に普及したため、考え方は現在に残るもののOSI準拠製品はほとんど普及していない。
まだまだ記事のストックは少ないですが、今月からYouTubeの方にも公開していきます!