今回は世界で最も低い湖の紹介です。
最も深い湖ではありません。
最も低い湖です。
最も低いの定義は湖面が最も低い位置にあることです。
その湖の名は
湖なのに海という名前がついています。
ヨルダンとイスラエルに隣接しており、西に見える大きな水色は地中海です。
死海の湖面の高さはなんと海抜-433mです。
海よりもかなり低い高さにしか湖面がないです。
また、水に含まれる塩分濃度が一般的な海よりも高く、浮力がかなり強いのも特徴です。
塩分濃度が高いということが生物の生息を困難にしており、湖でありながら魚類が一切生息していないことから死海と名付けられています。
日本では考えられない不思議が世界中にはあるため、いずれ死海に行ってみたいですね。
ちなみに、今でこそ死海がありますが、2050年頃には死海がなくなっている可能性があるそうです。
それは降雨などによる水の供給と蒸発による水の流出のバランスが悪く、近年では毎年約1mのペースで湖面が下がってきているからです。
今後世界地図から死海が消える日がやってくるかもしれませんね。