長江の幅ってすごいんですね。
もちろん、上流・下流や、場所によって幅は異なりますが、概ね20km~40kmほどの幅らしいです。
日本の瀬戸内海にかかる明石海峡大橋の長さが4kmに満たない程度なのでその5倍~10倍程度の幅を持った川ということになります。
他の比較対象としては、東京湾を横断するアクアラインの長さは14kmほどなので、その1.5倍~3倍ほどの川幅です。
内海や湾を用意に超えてくる中国スケール・・・
さすが中国です。
そういえば、三国志の赤壁の戦いで、大船団が焼き払われたみたいな事例がありましたが、その時は幅2kmくらいの川しか想像できず、対岸には弓で攻撃できない距離なんだろうなくらいにしか思っていませんでしたが、幅20km~40kmと聞くと、歩兵や騎兵で強引に渡河なんかできないし、そりゃ海戦と同等に船が必要だと思いました。
三国時代の呉が魏と比べて圧倒的に国力が劣りながらも戦うことができたのは、万里の長城ならぬ万里の長江が壁として機能していたからなんですね。