文字だけだとわかりづらい単元のような気がします。繰り返し読み込んでみてください。
それでは、学習スタートです!
■IV(Initialization Vector)
初期ベクトル。
ブロック暗号化を行う際に用いられる、ランダムな値。
■XOR(eXclusive or)
論理演算やビット演算において、2つの入力のどちらか片方が真でもう片方が偽の時に結果が真となり、入力の両方が真または両方が偽の時に結果が偽となる演算。
■CBC(Cipher Block Chaining)
ブロック暗号の運用モードの一つ。
一つ前の平文ブロックの暗号結果と平文ブロックをXOR演算し、その結果を暗号化する方式。
最初のブロックの暗号化には外部から与えた初期ベクトルを用いてXOR演算を行う。
先頭から順に処理する必要があるが、暗号強度が高くなり、広く採用されている。
■CFB(Cipher Feedback)
ブロック暗号の運用モードの一つ。
最初に初期ベクトルを暗号化し、それと1番目の平文ブロックとのXOR演算によって1番目の暗号ブロックを生成する。
以降は暗号ブロックを暗号化し、それと次の平文ブロックとのXOR演算によって暗号ブロックを生成する工程を繰り返す。
■OFB(Output Feedback)
ブロック暗号の運用モードの一つ。
最初に初期ベクトルを暗号化し、それと1番目の平文ブロックとのXOR演算によって1番目の暗号ブロックを生成する。
以降は暗号化された初期ベクトルをさらに暗号化し、それと次の平文ブロックとのXOR演算によって暗号ブロックを生成する工程を繰り返す。
略語ノックは主に午前Ⅱ対策に有効です。