情報処理安全確保支援士の試験合格を目指し、毎週略語に重点を置いて取り上げます。
それでは、学習スタートです!
■NOC(Network Operations Center)
ネットワーク関連設備を集約し、統括的に管理・運用する施設の総称。
ネットワークの可用性を維持するために常に監視を行い、高速大容量の基幹回線への接続環境を管理する。
■CVCF(Constant Voltage Constant Frequency)
交流無停電電源装置。
大きな電圧・周波数の変動による瞬間的な影響を抑え、電圧と周波数を安定した状態に保ち、電源の安定供給を行う装置。
■NDA(Non Disclosure Agreement)
秘密保持契約。あるいは、非開示契約。
商取引などで秘密情報を開示するときに締結する契約書。
開示の目的、範囲、管理方法、禁止事項などを明確にする。
■IPA(Information-technology Promotion Agency, Japan)
独立行政法人情報処理推進機構。
日本のIT国家戦略を技術面・人材面から支えるために設立された独立行政法人。所管官庁は経済産業省。
日本のソフトウェア分野における競争力の総合的な強化を図る。
情報処理安全確保支援士を含む、情報処理の試験を開催している。
■J-CSIP(Initiative for Cyber Security Information sharing Partnership of Japan)
サイバー情報共有イニシアティブ。
IPAが経済産業省の協力のもと2011年10月に発足した。
重要インフラで利用される機器の製造業者を中心に情報共有と早期対応の場として用いられ、各参加組織間でNDAを締結し、検知されたサイバー攻撃などの情報をIPAに集約する。
その後、情報元や機微情報を匿名化し、IPAによる分析情報を付加したうえで共有し、高度なサイバー攻撃対策に繋げていく取り組み。