記事のタイトルは適当につけましたが人名のことではありません。
有効繰返し数(有効反復数)neを求めるための公式が2種類あり、それぞれ次のように呼ばれています。
・田口の式
・伊奈の式
それぞれの式の内容を見ていきましょう。
【田口の式】
ne=総データ数(N)/(1+点推定に用いた要因の自由度の和)
【伊奈の式】
1/ne=点推定に用いられている係数の和
有効反復数がわかると何に使えるか?
同じ実験を何回行えば、有効な誤差によりばらつきを無視できるレベルに抑えて有効なデータ(取得できるかを判断できます。
あくまでも、判断基準の一種なので、ばらつきや偏りを0にすることはできないんですけどね。