アーシの毎日インプット

毎日1つ以上学習する。学習した内容を公開する。を目標に自分のスキルアップを目指します。

情報処理安全確保支援士試験略語ノック20

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情報処理安全確保支援士の試験合格を目指し、毎週略語に重点を置いて取り上げます。

 

それでは、学習スタートです!

 

BOF(Buffer OverFlow)攻撃
CやC++言語で開発されたOSやアプリケーションプログラムの入力データの処理に関するバグを突いてコンピュータのメモリに不正なデータを書き込み、システムへの侵入や管理者権限の取得を試みる攻撃方法。
BOF攻撃の種類として、スタック領域、ヒープ領域、静的メモリ領域で行われるものがある。

 

LIFO(Last In First Out)
後入れ先出し方式。
スタックで使われるデータ格納方式。

 

DEP(Data Execution Prevention)
指定されたメモリ領域でのコードの実行を禁止する機能。
BOF攻撃を防止するため導入されたが、return-to-libcと呼ばれる、攻撃者がメモリ上にロードされたlibc共有ライブラリの特定の関数を呼び出すようにリターンアドレスと引数を書き換えることでBOF攻撃を成立させる方式が登場したため、DEPのみではBOF攻撃の完全な対策とはなりえない。

 

■ASLR(Address Space Layout Randomization)
アドレス空間配置ランダム化。
アドレス空間における実行ファイル、ライブラリ、スタック、ヒープなどの配置をランダムにする技術。これによりリターンアドレスが特定されるのを抑制する効果があり、BOF攻撃を成功させづらくなる。

 

■PIE(Position Independent Executable)
ASLRが対象とする領域に加え、テキスト領域のアドレスもランダム化することができる技術。

 

 

略語以外は基礎からしっかり学びましょう。

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【頭を鍛える迷路集】


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