先日、『東証1部が何年か前に分割されたが、何になったのか、何が変わったのかとか全く知らない』という話をしましたので、
それに関してちょこっと調べてみました。
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東証1部をはじめとした旧来の市場が廃止され、現在の市場に再編されたのは2022年4月3日、想像以上に最近でした。
現在では『プライム』『スタンダード』『グロース』の3つの市場に分かれています。
プライムに属する企業は株主が800人以上・時価総額が100億円以上などの基準をクリアした高い流動性を持った企業のみが取引できる市場です。
スタンダードに属する企業は株主が400人以上・時価総額が10億円以上などの基準をクリアした流動性の基礎を備えた企業の取引が可能です。
スタンダードに属する企業は株主が150人以上・時価総額が5億円以上などの基準をクリアした最低限の流動性を持つ企業の取引が可能です。
それ未満の企業は東証へ上場したくても上場できません。
この基準を見るに、人口が1億人以上いる日本ですが、株式投資をやっている人というのは少ないのだと感じました。
人口の1割に満たない1000万人がそれぞれ上場している株をいずれか1社だけ購入するとして、東証に上場されている約4000社は1社あたりの平均的な株主は5000人になるはずなのでプライムの株主人数という基準はものすごく簡単に突破できそうですが、基準が存在する以上、株主が150人だったり800人だったりを超えるところに認知度などの何かしらの壁があるんでしょうね。
今後の私の投資の参考にしていきます。