プログラムテストのテスト観点で話題にあがるテストの網羅性。
今回はC1網羅(分岐網羅)についてです。
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処理1
if a=0
処理2
if b=0 and c=0
処理3
end if
処理4
else
処理5
end if
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C1網羅(分岐網羅)では、分岐に着目し、全ての分岐を通るようにテストを実施します。
下記の赤文字の部分に着目します。
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処理1
if a=0
処理2
if b=0 and c=0
処理3
end if
処理4
else
処理5
end if
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全ての分岐を通るようなテストケースは以下のように3つあればOKです。
①a=0,b=0,c=0
②a=0,b=1,c=0
③a=1,b=0,c=0
「if b=0 and c=0」の部分はelseの処理がありませんが、分岐網羅では「処理を通らないルート」もテストします。