今回も基本情報技術者試験に出てくる略語を学んでいきます。
今回でキリよく10本目です。
RAIDについて、詳しくやっていきます。
それでは今週の略語ノック、スタートです!
■EDI(Electronic Data Interchange)
異なる組織に設置されている端末間で、通信回線を介して取引のためのデータを交換すること、およびその仕組み。
■CRC(Cyclic Redundancy Check)
巡回冗長検査。送信側では、ビット列をある生成多項式で割った余りをそのビット列に付加して送信し、受信側では、受信したビット列が同じ生成多項式で割り切れるか否かで誤りの発生を判断する誤り検査方式。
■RAID(Redundant Arrays of Independent Disks)
複数台の磁気ディスクを組み合わせ、仮想的な1台の記憶装置として運用することで、全体として高い性能を得る技術。
■RAID0(Redundant Arrays of Independent Disks 0)
細分化したデータを複数の磁気ディスクに巡回的に並列入出力することによって、転送速度の向上を図る。
■RAID1(Redundant Arrays of Independent Disks 1)
ミラーディスクを構成するために、磁気ディスク2台に同じ内容を書き込む。
■RAID2(Redundant Arrays of Independent Disks 2)
複数の磁気ディスクに分散してビット単位でデータを書き込み、さらに、複数の磁気ディスクにエラー訂正符号(ECC)を書き込む。
■ECC(Error-Correcting Code)
データを一定の長さごとに区切り、一定の手順で計算を行って算出された符号。読み込みや受信の際にはデータと符号を分離し、一定の計算手順でデータに誤りがないか確認し、誤りが検出されたら符号を元に復元を試みる。
■RAID3(Redundant Arrays of Independent Disks 3)
複数の磁気ディスクに分散してビットまたはバイト単位でデータを書き込み、さらに、1台の磁気ディスクにパリティを書き込む。
■RAID4(Redundant Arrays of Independent Disks 4)
複数の磁気ディスクに分散してブロック単位でデータを書き込み、さらに、1台の磁気ディスクにパリティを書き込む。
■RAID5(Redundant Arrays of Independent Disks 5)
複数の磁気ディスクに分散してブロック単位でデータを書き込み、さらに、複数の磁気ディスクに分散してパリティを書き込む。