お腹の中で育っている赤ちゃんはもう立派な生命体です。
赤ちゃんはお腹の中の出来事も立派に記憶していると言われています。
ですので妊娠中の胎児に対して教育を行うことを胎教といったりします。
胎教のやり方としては音楽を聞かせるとか、声をかけるとかがよく挙げられます。
生まれてくる子供の助けになれるのであればぜひやってみたいと思って詳しく調べてみたのですが、、、
現時点では胎教が子供の成長に繋がるといった有意な研究結果はないのだそうです。
確かに胎児に対して声掛けを行うことはできるし、その情報を胎児が記憶することもできますが、その子供の成長に寄与できる割合としては生まれてからの教育と比べるとほとんど意味がないと言えそうです。
有意な差が証明されていないだけであり効果が全くのゼロということはないとは思いますが、 胎教は頑張ってするほどのものではないと言えそうです。
また、胎教では音楽を聞かせることが一般的な方法の一つになっていますが、胎児はお母さんの体内に居るうえに羊水の中で浮かんでいるため、一般的な人が聞こえるようには音楽は聞こえないのだそうです。
音の伝導を考慮すると、高い音はほとんどシャットアウトされ、低い音かつ大きい音量でないとなかなか胎内の赤ちゃんには届きません。
生まれたばかりの赤ちゃんが高い声で大きく泣くのは、もしかしたら、羊水の中では自分の高い泣き声がほとんど聞こえないから自然と大きい音を出すようにしているのかもしれませんね。
妊婦さんの体内で育っている赤ちゃんの成長を望むのであれば、胎教をするよりも妊婦さんがリラックスできる環境づくりをした方がよっぽど効果的みたいです。
胎教については、気になった時に声掛けする程度に留め、妊婦さんが頑張りすぎずリラックスできるように気にかけていきましょう!