生まれたときの赤ちゃんの平均身長と平均体重について。
赤ちゃんの身長の平均は男:48.7cm・女:48.3cmです。
赤ちゃんの体重の平均は男:2980g・女:2910gです。
ですが、約6割の赤ちゃんは平均よりも大きく生まれます。
赤ちゃんの身長の中央値は男:49.0cm・女:48.5cmです。
赤ちゃんの体重の中央値は男:3000g・女:2940gです。
それはなぜか?
一般的に妊娠は40週と言われていますが、個人差があり、39~40週で生まれる子供は約65%、もう1週範囲を広げて38~41週の間に産まれることが95%以上を占めています。
残りの数%の赤ちゃんが38~41週の枠から外れるのですが・・・
42週目以降に生まれる子は大きく2種類に分かれます。
①生理不順でそもそも妊娠開始が遅れている
②本来の出産時期をすぎても出産できていない
①の場合は結果的に38~41週目相当で赤ちゃんが生まれる可能性が高いですし、
②の場合は大きくなって母体に負担がかかる前に医学的に早めに生ませてしまうこともあります。
とはいえ、まれにとても大きく成長し6000gを超える赤ちゃんが生まれることもあります。
一方、37週目以前に生まれる子の特徴は、
赤ちゃんや母体に何かしら問題が起きて早く生まれることが多いです。
少し早くなってしまうものから流産に近いようなものまで様々ですが、とても早く生まれる子では500g以下ということもあります。
遅く生まれる子と、早く生まれる子では、妊娠の途中で何かの要因があって早く生まれる子の割合の方が多いため、小さい赤ちゃんのはずれ値により、生まれたばかりの赤ちゃんの平均的な大きさは中央値よりも小さくなってしまうんですね。
ということで、大体の赤ちゃんは平均よりも大きく生まれるということが分かります。
とはいえ、4割は平均より小さい赤ちゃんが生まれるため、小さかったとしても悲観する必要はありません。
普通というのはなかなか大変で、生まれた時から個性豊かな赤ちゃん。
どんな子が生まれるのか楽しみですね。