赤ちゃんを妊娠している期間というのは一般的に十月十日(とつきとおか)といわれています。
このとつきとおかとはなんなのでしょうか?
単純に考えると10ヶ月(30日×10)+10日で310日のような気がしますが、そんなことはありません。
では、旧暦や生理周期などで用いられる1ヶ月を28日間とした場合の10ヶ月(28日×10)+10日で290日でしょうか?
それも違います。
妊娠の期間は一般的に約280日と言われています。
先週も言った通り妊娠1,2週目は実際には妊娠していないので、お腹に赤ちゃんが居る期間自体は260日ちょっとということが多いです。
『十月十日』と数字が合わない・・・
と思って色々調べてみたところ、『十月十日』は数えでカウントされているんです。
数えというと数え年が有名ですが、妊娠の初日を一月一日とカウントするのです。
確かに、十日は10日目を指しますし、十月は10ヶ月目を指すと言われればその通りとも思えるのですが、その発想はありませんでした!
1月1日が妊娠初日であれば10月10日が出産予定日ということになるんです。
よって、十月十日の期間を計算式で表すと、下記のようになります。
9ヶ月(10ヶ月-1)(30日×9)+10日で280日
出産は妊娠10ヶ月目の10日目が予定日です!
ただ、妊娠何ヶ月という言葉は4週(28日)を1ヶ月としたカウントなので、そっちと整合性がとれなくなるのはややこしいですね・・・
ちなみに、妊娠何ヶ月という場合は10ヶ月でぴったり280日です。