今回は三日月と星が1つずつ描かれた国旗の紹介、第1弾:アジア編です。
三日月と星の組み合わせというと、イスラム教のイメージがありますが、
これらの国旗を持つ国々はまさにイスラム教徒が人口の大半を占める国々なっています。
そんな三日月と星が1つずつ描かれた国旗を持つ国々は、アジアでは全部で4ヶ国です。
アゼルバイジャンの国旗の星の部分は8方向にとがっていますが、これは8グループのテュルク系民族を示しています。
なお、アゼルバイジャンのテュルク系民族の割合は91%程と言われています。
また、イスラム教徒率はテュルク系民族率よりも多く、実に95%を占めます。
トルコ - Wikipediaより抜粋
トルコはロシアと共にアジアとヨーロッパの2つの州にまたがる数少ない国です。
英語ではターキーと呼ばれることで有名ですが、トルコという国名はポルトガル語で『トルコ人』を指す言葉であるturcoに由来しています。
もはやイスラムの生活が当たり前の文化になっている国といえるでしょう。
国名にイスラムという単語が入るくらいイスラム色が強い国です。
とはいえ、イスラム教徒率は97%と、トルコには負けています。
インダス文明があった地としても有名で、現在も国民の4分の3はインダス川流域に住み、川の恵みを受けて生活しています。
マレーシア
マレーシアのみ、他のアジアの国々と違い、中東ではなく東南アジアの国です。
イスラム教を意図する月と星を国旗に使っている国家ではありますが、イスラム教徒の61%とそれほど多くありません。
星のトゲトゲは14本ですが、14はマレーシアにある州の数を示しています。
以上、三日月と星が1つずつ描かれた国旗の紹介、第1弾:アジア編でした。
第2弾はアフリカ編で、完結を予定しています!