また、オリンピック後には土地が安くなると言われたり、今後人口が減るので土地余りの状態になってくるのではとも言われています。
ということで、不動産の売買はあまり活発ではないのかなと思っていたのですが、
私が先日不動産屋さんから聞いた話だと、そんなことはなく例年並に取引があるようです。
しかも、私が思いもよらなかった駆け込み需要があるとのこと。
コロナの影響で今年の年収が下がりそうな方々が、ローンを組めるうちに家を買おうとやってくることが多いのだとか。
住宅ローンは一般的に前年の年収をベースにいくらまで借りることができるかが算出されます。
よって、年収が高かった年の翌年はより多くお金を借りることができる傾向にありますし、年収が低かった年の翌年はお金をあまり借りることができません。
より良い家を買うために住宅ローンを多く組める今の時期に家を買いたいという気持ちはなんとなくわかります。
でも、借りたものは返さないといけないんです。
年収が多い前提でお金を借り、その後年収が下がってしまうと、お金を返すのが大変です。
最悪、ローンを払えなくなって家を手放さなくてはいけないかもしれません。
年収が下がるのはコロナの影響がある今年だけというので確実であれば、そのようなことも可能かと思いますが、
コロナの影響がずっと続いて下がった年収が元に戻らない可能性がある人は、駆け込みでローンを目一杯組んで不動産を購入すると破産への道をまっしぐらです。
他人のことながら、不動産の駆け込み需要の話を聞いてぞっとしました。
この話を聞いて、ローンを組めるうち組むことを賢いと思う人と、怖いと思う人と、どれくらいの割合で要るのかはちょっと気になります。
賢い、気付かなかった、私もローン組もう!
と自分の意思で判断された方は今年中に不動産を見てみてはどうでしょうか?